ふぃぎえ

skyscraperによるブログ

金曜の夜に死亡

 金曜の夜。リモコンを手に取り、まさに至福の表情でソファーに寝転がった。途端にコップのふちが突然ブルブル震えた。テレビの中でキメ顔をしたキムタクの顔が大きく揺らいだ。恐ろしいものがアパートの階段を上ってきたらしい。私の部屋の前に、恐ろしい気配がするとともに「どんどんどんどん」と扉を叩く音。私の全身は硬直し視線は玄関のドアノブに釘付けになった。

 ガチャと音が鳴って玄関のノブが回った。手は無意識に受話器を手繰り寄せていた。「ガチャガチャガチャ」長い膠着状態。テレビから聞き知ったコンビニのCMが流れてきて、一瞬気が緩んだそのすきに、ドアが音もなく開いた。開け放したドアからの冷気が私の産毛を逆立て、全身の血が降りていった。ほねほねほねほーだった。

 逃げる。床に落ちたリモコンを踏んづけて滑り、腕を強か打ち付けるが、きっとすぐ後ろにほねほねほねほーが迫っている。這いつくばって・・・・

休日の自己完結

 カーテンの隙間から優しい光が部屋に差し込んで部屋の中のごみを照らす。空気はよどんでいるけど、いまはただ美しい。私はごみをいじる。化学繊維の埃がふわぁと舞って、私の肺に侵入する。何もしていないし何も考えていないけれど、こんな時なぜか楽しい。どんな奇跡が起こっても信じてしまいそうなあたたかい安らぎが心を包む。

 ふと光が消え、部屋は陰った。笑顔がさっと引っ込む。春はまだ来ない。きっと外には靴に染み込むいやな雪が残っている。薄汚く汚れたびちゃびちゃの雪。その雪を踏みしだいて走り、窓から小学生が覗くんだ。怠惰な脂肪に包まれたこの体は、部屋のごみと一体化して見えることだろう。

 また光が差した。今度は先ほどより明るい。ほっとして目を閉じる。もう埃は舞わないし、もちろん奇跡は起こらない。でも幻想の小学生ももういない。

からっぽの部屋

からっぽの部屋

 

研究者A 「研究対象は非常に繊細なんです。勿論私も目視いたしました。所内だと警備員と清掃員以外は見ているはずです。」

研究者B 「知っているだろうけど、あれを見たもの同士が集まると、非常に面白いことが起こる。例えば、同じクッキーを食べたものは当然話が合うでしょう。バニラ風味だったとか。しかしあれに関しては、甘いという者も居れば、塩辛いという者もいる。うん。今のは例えだよ。つまり・・何もかも合致しないんだ。その辺の奴らに聞いてみるといいよ。」

警備員 「私?見たことないです。すみません。」

研究者C 「(楽しそうに)ごみのようさ。気分悪くて、もどしちゃうね。」

研究助手A 「何度か会って、手を握ってくれましたよ。母に似ています。温かいし、ずっと一緒にいたいな。」

清掃員 「私は見てない。なんで私に?掃除しているだけだ、毎日このトイレを。でもものすごい神聖なものだときいた。一度この目で拝みたいね。」

 

研究者D 「そうそう。入るのに、特に消毒などいらないよ」

研究者D 「名前?君は決めるべきだと思うか。勝手につけるのは構わんよ。だが、なぜあれがここで生きていけるか。ここでなければ、あれは死ぬ。そのためには君の行動にも、もちろん気を使っていただく必要がある。」

研究助手B 「こちらへ、どうぞ。」

研究助手B 「(声を潜めて)何か見えましたか?正直、くだらないと僕は思ってます。茶番、見世物ですよ。こんなの科学でも何でもない。僕のキャリアも終わりです。こっ」

 

研究者D 「・・・失敬、怖がらせてしまったね。それでどうだね?部屋に入って、君も見ただろう。どう見えた?」

研究者D 「ああ、よく見えなかったのか。誰でも最初はそうだ。落ち着いて思い出してみなさい。」

研究者D 「そうか。君の前に入ったご婦人は、小さな石ころみたいだと話していたな。」

研究者D 「そうかそうか。うんうん、それから?」

寡黙なひとへ、(自分へ)

 人は他人のことをすべて知ったわけではないのに他人を語ったりする。最近私はこんなことでムカッとしている。簡単にいうと、「私のこと知らないくせに適当なこと言ってうざい」とか、「なんでだれも私のことを理解してくれないの」とかそういうことだ。

 でも、こう文字に起こしてみると知らないことについて語るというのはなんというか、普通のことじゃないだろうか?私たちは誰も、他人のことを完全に理解していない。だから誰もが「他人のことをすべて知ったわけではないのに他人を語る」のだ。そんな当然のことについても私はムカッとするから、どうやら原因は私の方にあるみたいだ。

 では、なぜムカッとするのだろうか。私は人のことを他人がさも知っているかのように話すのが嫌いだ。「お前はこういうやつだ」的なフレーズを聞くと敏感に反応してしまう。ある程度信頼関係のある人同士ならばそこまで嫌な感じではなく、信頼関係の築けていない人同士だと「決めつけている感じ」がする。世の中は大体信頼関係の築けていない人ばかりだから、これはちょっと繊細過ぎる考え方かもしれない。それに加えて、私は寡黙なひとだ。自己開示が少ない。だから相手からも私に関する情報が限られていて、相手は私の情報の一部のみに基づいて印象を形成することになる。その相手が私の一部を全部のように話すから、私は相手に「誤解された」と感じるのだ。

うーーん。なんとなく、「生来の繊細過ぎる考え方」と「少ない自己開示」によってこのムカッと来る状況が引き起こされているらしいことが分かった。こう書いてみると、受け入れがたいが、そんな気はしていたが、私は、、とっつきにくい人なのかもしれない。

 ところで、自分を誤解されてムカッとしないようになるにはどうしたらいいのだろう。いちいちこんなことでムカッとしていたら更に内に閉じた人になってしまうような気がする。そしてもっととっつきにくい人になるだろう。生来の繊細過ぎる考え方は、考えすぎてしまう性格というふうに捉えれば長所でもあるが、自己開示の少なさは長所とは言い難いような気もする。自分を、他人にある程度さらけだすべきだ。。

少ない自己開示を、普通くらいの自己開示に変えればよい。自己開示の少ない私は、何度も引っ込み思案だとか静かだとか寡黙だとか言われ続けていた。「もっと積極的になりなさい」。私はたぶんそのたびに「それ(寡黙さ)は私の一部でしかないじゃん」と思って、そう言ってくる人たちを嫌悪していた。でもそれは彼らから見える私自身が寡黙だとか静かだとかいう被膜に覆われていたためで、当然のことだった。では、自己開示の多い人はどうだろう。活発な部分、優しい部分、静かな部分、賢い部分などいろいろな側面が見える人だ。見えるから他人からの誤解も少ない。多くの部分を見せているから誤解があったとしても他の部分が誤解を修正してくれる。私は人にはいろんな側面があると思うし、見えている部分はほんの一部だと思う。私にも人には見えていないだけでいろんな側面がある。それを、「自己開示」によって見せていけばいいのだ、、

自己開示の方法は、どうすればいいだろう。言葉による自己開示に始め、行動による自己開示、見た目による自己開示などがある。自分のことをよくしゃべる人は、喋った分だけ正しく自分のことを理解される。金髪のヤンキーがおばあさんに席を譲ると、「ほんとは優しいやつなんだ」と思われる。すごい寡黙なひとでも、奇抜な服装をしていれば「こいつは寡黙だけど何かを内に秘めてるやつだ」と思われる。正直、私は喋ることも行動することも見た目を奇抜にすることにも積極的になれない。誤解されることが怖い。集団の中に溶け込んでしまいたい。努力したくない。

それでも人と出会う。人と出会うと、話すか話さないかの二択がポッと浮かぶ。横の人は知らない人だし話す必要がないと思うだろうか、ちょっと知ってる人だし話してみようと思うだろうか。ところで今の私は、自分の自己開示の少なさはあまりいい結果を生まないだろうということを知っている。誤解されることが怖い、その気持ちは自己開示が解決してくれるかもしれない。そう考えると、少しだけ私の選択は以前と違うものになるかもしれない。「隣の人はちょっと知ってる人かもしれない。なにか話してみるのも悪くないだろう」

みんなー!キーボードを見てみよー!はよー!

 キーボードに興味がある!だから、たぶん奥深いキーボードの世界を一緒に覗いてみよう。

さてと。。

音を奏でるキーボード

 ここでいうキーボードとは、仕事とかレポートのときにカタカタ言わせるあれのことであって音を奏でるこれではない。このキーボードの世界は、たぶん奥深い。「沼」ってやつである。お金をいっぱい費やしてでも、最高のキーボードを手にしたい。そんな人がいてもおかしくない世界ってこと。一緒に、キーボードを見てみよう。

 手元のキーボードをじっと見てみる。すると、アルファベットとかシフトとか書いてあるキーを押していることに気づく。このスイッチみたいなやつが、「キー」だ。人によるけど、使い込んだキーボードではシフトキーが斜めに沈み込んだり、エンターの文字がかすれたりしている。このキーが、キーボードとしての印象を大きく左右している。何となくだけど、9割キーだろう。

 ところで、ノートパソコンのキーボードと学校の情報の時間で使ったようなキーボードを思い出してみよう。といって思い出せるか分からないが、ノートパソコンのキーはぺったんこで学校のパソコンのキーは立体的だ。これはキーの被っているキャップ、すなわち「キーキャップ」の違いと言える。もし手元にあるのが学校のキーボードのように立体的な奴ならその突き出たキーを1つ、引っこ抜いてみてほしい。引っこ抜くための専用の器具もあるんだけど、知識の浅い我々は持ち合わせていない。だからなんとかして素手で引っこ抜く。上手に引っこ抜けたなら、おめでとう。それがキーキャップだ。こだわりのある人はこのキーキャップの見た目を自分の好みにカスタマイズする。YOUTUBEで見かけたんだけど、海外の人は陶器のキーをはめてスコスコ言わせていた。。キーキャップの可能性すげー。ノートパソコンのぺったんこなキーは、はがさない方がいいかもしれない。キーボードの本体側にちっちゃいツメがあって、キーキャップと本体をつなぎとめていることがあるからだ。キーをはがすときにそれが折れて取り返しのつかないことになる。筆者は折った。なんにせよ、キーキャップを剥がすと次に紹介する「軸」の部分が見えてくる。

 上手にノートパソコンのキーをはがすと、その軸はぷにぷにした樹脂とパンタグラフみたいなプラスチックで構成されている。といってもよくわからないだろうから例えると、樹脂の形はちょっと前に流行ったプッシュポップというやつに似ている。サラリーマンとかオフィスレディがかっこよくノートパソコンのキーをスコスコいわせているとき、実はこのプッシュポップをぺこぺこぽこぽこいわせているのだ。

 立体的なキーボードの場合は、キーキャップを引っこ抜くと+のついた構造が出てくる。これが軸だ。キーボードにこだわる人々は、この+のついた構造が大好きだ。なぜか。この+をちゃこちゃこちゃこちゃこ押す感触がたまらなく心地よいからだ。軸には赤とか青とか黒とかいろんな色の種類があって、押したときの音と感触がそれぞれ異なる。色んな軸から自分に合った軸を選ぶなどして既存の軸と付け替えたりする。それで、カスタマイズし甲斐があるのだ。軸は親知らずみたいにしっかりとキーボード本体に刺さっていることがあるからひっこぬかない方がいい。筆者は引っこ抜けるタイプのやつを持っているから引っこ抜くが、みんなは引っこ抜かない方がいい。

 キーキャップも軸も引っこ抜いてしまうと、私には虚空が見える。なぜか。。私はこの先の構造に関する知識を持ち合わせていないからだ。うーん、何だろうこの黒いのは、、触らぬ神にたたりなし。

どうだろう?

 というわけでみんなと一緒にキーボードを見てみたわけだけど、どうだろう。私の住む地域は今(6/19)気温が30℃くらいあって、なんか汗は出ないけどもう頭が働かない。だからここで締めさせてもらう。もし「軸のその先の構造が分かった!」って人がいたら教えてね。

流浪のたみ 〜カフェ巡り〜

3月6日、長い冬が終わりました!

くすんだ空の朝でした。午前中、買い物のために外出したのです。突然大粒のアラレが車体を打った後、雲間から真っ白な太陽が顔を出して街にパァーと光が射しました。あれは、、春が冬に勝利した瞬間でした。大粒のアラレは弱った冬の最後の抵抗。。アラレは暖かな雨に変わり、市内の気温は久々に10度を超えました。

そして、午後のお話

午後もいい天気が続いていました。ふと「今日はカフェ日和だ!」と思った私は、お友達を呼び出し街へと繰り出しました。目的地は「ビリオン珈琲」。

pop by coffee編

信号待ちしているとpop by coffeeのピカピカしたガラスの向こうに女の子たちが鈴なりになっている様子が見えました。見えたのはほんの数秒だったのですが、あんなに人気があるのには理由があるんでしょう。興味はないですが、何ともおしゃんなカフェですねー。

ビリオン珈琲編

ビリオン珈琲は、西日本を中心に展開しているチェーン店です。利用層は多様で、みんな周りを気にせず思い思いのお話をしている感じです。女子会とかに向いているんじゃないでしょうか。一度しか行ったことがないですが、アットホームな雰囲気が居心地よかったので、再選です。

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晴天の下のビリオン珈琲

長い道のりの後ビリオン珈琲にたどり着きました。駐車場がかなり広く、ほとんど車で埋まっていました。その時点でちょっと嫌な予感はしていたのですが、やはり席がガッツリ埋まっており、待機人数もそこそこいました。うーん、今日がカフェ日和だと気づいたのは私だけではなかったようです。

我々は当然待つつもりで出入り口付近に突っ立っていたのですが、子連れのご家族が来店したため目配せしてその場を去りました。彼らがより早く、暖かな席に座って談笑するためです。これが、、心がけというものです。

ココス編

ココスは、全国展開するチェーン店です。言わずと知れた、多くの人から愛されるファミリーレストラン。カフェです。

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飲みかけのドリンクバー

ココス、、そこは暖かな世界でした。親子連れ、清潔な店内、ステーキの匂い、そして空席!我々はまず、ドリンクバーとお皿いっぱいのポテトを注文しました。もちろんソースは「バーベキュー&マヨ」。ココスのドリンクバー、とっても種類が豊富ですね。左から、柚子スパークリング、抹茶ラテ、いちごミルクです。美味しい順にすると、抹茶ラテ、いちごミルク、柚子スパークリングでしょうか。いちごミルク、抹茶ラテ、柚子スパークリングかもしれません。いや。いちごミルク、柚子スパークリング、抹茶ラテでしょう。そうこうするうちに、店員さんがポテトを運んできてくれました。

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食べかけのポテト

大盛り!たっぷりディップしたソースはトマトっぽい感じで、、あえ?トマト?とま?トマト味のバーベキューソースでしょうか。そもそもバーベキュー味とは?、、これまで私がケチャップだと思っていたものは、バーベキューソースだったのです。ウインナーにたっぷりつけていたのも、オムライスに顔を描いていたのも、バーベキューソースだったのです。

とにかく、我々は美味しいポテトをたっぷりと食べてドリンクも浴びるほど飲みました。そして、ココス、暖かな時を過ごさせてくれましたね。特に、葉を3分蒸らしてじっくりと堪能したジャスミンティーはとってもいい香りでしたね。ありがとうココス。あなたは、現代のマザーテレサです。迷える子羊が、何度救われたことでしょう。

結論

ココス最強!!